8月に浅草台東館で開催された
「たのしく作ろう工芸品 伝統工芸士展」は大盛況のおり終了しました。
沢山の伝統工芸の体験を一度にできるということもあって、
私、隆生の「東京手描友禅」は、缶バッチ、ハンカチ、トートバックの体験を行い、非常に多くの方に参加していただけました。
予め下絵を描いた作品に色付けを行っていただき、一つしかないオリジナルの作品に完成させて頂きました。
子供たちも真剣に、オリジナルの缶バッチとトートーバックに色付けし、
トートバックに缶バッチをつけて、嬉しそうな顔をしている子どもたちが大勢いました。
感性の赴くままに、色付けをして頂きました。
東京本染です。専用のジョウロで染料を注ぐ製法です。
海外の人なども多く体験しており、実用的でともて賑わっていました。
東京洋傘。小さい傘にシールなどで模様を描いていました。
実用的な傘としての使用は難しいでしょうが、観賞用としてはとても可愛らしい小物として、珍しいものです。
江戸切子。日本を代表する伝統工芸の一つです。
専用の機械で、模様を掘る本格的な体験です。小さな子どもたちも職人がサポートをし、真剣な表情で制作しているのが目立ちました。
江戸無地染。染料に手ぬぐいなどを浸して色付けする伝統工芸です。
体験の種類も豊富で沢山の方で賑わっていました。
多摩織。今となっては、希少となる機織り機による体験です。
記念に是非体験して欲しい工芸技術の一つです。子どもたち、そのご両親も見たことが無い機械に、目を輝かせていました。
東京仏壇。仏壇ですが、その木材を利用したコースターなどの体験がありました。
写真はコースターの制作風景です。
細かく別れたパーツをボンドを使って組み上げていきます。
職人の方がサポートして頂けますし、じょじょに自分の手で出来上がっていく工程は体験の醍醐味ですね。
だいぶ組み上がってきました。ここまで約10分です。
短時間で体験ができるもの人気が高い秘密と思います。
完成です! しっかりと採寸されて木組みで組み上げる為、キレイなコースターが出来ました!
販売も行っていますが、やはりこの会の醍醐味は体験です。
複数の伝統工芸体験が1フロアで手軽るに体験することができます。
自分の手で制作した作品は、既製品を購入するのとは、また違った喜びや思い出が広がります。
来年も開催すると思いますので、是非遊びに行らしてください!