友禅授業(青南小学校)

港区にある「青南小学校」にて、東京手描友禅の講師を行ってきました。

4年生になると「伝統工芸」についての授業がある為、

座学だけでは無く、実際の職人から話聞く

という事で、東京手描友禅の歴史や作業工程の説明や、実際のきものや帯などの作品を見てもらったり、友禅体験なども行っています。

 

 

東京都内の小学校が多いですが、講師依頼のお話はよくあります。

今回は体験は行わず、友禅についての講義のみでした。

友禅の歴史は小学生にも分かり易いように説明をしています。

友禅は、江戸時代に京都の絵師宮崎友禅斎が発案したものであり。
その時代は江戸が政治の中心だったので、京都の職人が江戸に移り、手描友禅を始めた。
江戸が東京と変わっていくにあたり、「東京手描友禅」として、京友禅・加賀友禅と並ぶ、日本3大友禅となった。江戸は京都の華やかさと違って比較的地味なので、友禅の着物も当時は少し地味目な色であったと。

 

作業工程の説明では写真で分かりやすく説明。

この仕事(友禅)は筆を使って下描きして、糊が置いてある線の中に絵具を塗る根気のいる作業であり、京都では糊を置く人、色を塗る人、地染をする人、という具合に分業になっているが、東京では一人の作家ですべての工程をやる事が多く。

大変ではあるが、自由な作品を作ることができた。

生徒の皆さんは、「とても細かい仕事だ!」と関心していました。

また、作るのにどの位かかるなどの質問がありました。

後日、先生や生徒さんから、感謝のお手紙をいただく事も多く。

私も、非常に貴重な体験をさせて頂いていると実感しています。

 

友禅を実際に見て、とても手間がかかるだろうと思った生徒が多数でした。

作品の現物を数点見せたところ、

「綺麗!」

子供達や先生も皆歓声をあげていました。

着物は絵画のような大きな画面に細かく描いてあるので、これを手描で描いたように見えなかったようですね。

「写真とは違い、一つ一つ手で描いていくんだよ」と説明すると、

そこでも、すごいと歓声を上げていました。

ダイナミックな図柄を見てあっけにとられていた。

 

絹の着物に直接色を塗ることで、優美な着物が出来上がるということは

世界に誇れる日本の美しい伝統文化でもあるので、

こうした、授業を通じて小学校の生徒にも正しく伝えていきたいと思っています。

講義と体験を一緒にやる事も多く、講義だけでは原体験として理解できないことも、体験をするとその面白さや大変さなどが、より実感できます。

一人でも多くの子供達に、この日本の文化を感じて欲しいと思っています。

友禅スマホケース(花車)

 

友禅スマホケースのデザインサンプルとして、”花車”をイメージしたデザイン柄です。

 

 

手押し車に四季の花を添えて描きました。

車は友禅らしく装飾的に、花は写実的であり、

モダンで可愛らしい感じになるように配色をしてみました。

これも友禅ではよく使われる柄ですが、

彩もにぎやかに、華やかで楽しさを感じいただけるように仕上げました。

友禅スマホケース(亀甲と蝶)

友禅スマホケースのデザインサンプルとして、”亀甲と蝶”をイメージしたデザイン柄です。

 

 

”亀甲”と”蝶”は、友禅では良く登場する定番な古典柄です。

亀甲と蝶の配列を四角に対比して配置し、おしゃっれな構成を試みました。

配色も赤系統で塗り、はっきりとした図柄になるような色を使い、

古典柄でオシャレなイメージを表現してみました。